地域と共にある学校とは?
みなさまこんにちは。6月にもかかわらずだいぶ熱い日が続いていますね。
さて、今回は学校についてです。
八王子では地域とともにある学校を目指し、学校と地域の連携が積極的に推進されています。
具体的には、学校運営協議会が設置され、地域とともに子どもたちを育てる学校運営を推進するとともに、
ボランティアや地域グループとの橋渡しを担う学校コーディネーターが配置されているなど、地域に開かれた学校づくりが進められています。
先月、立川市の小学校で、保護者の知人2人が暴れた恐ろしい事件は記憶に新しいことと思います。
こういった侵入事件は度々起こり、そのたびに学校の防犯対策が議論されます。学校において、
最優先はこどもたちの安全確保ですが、その一方で、こういった事件が起こるたびに防犯対策を重視するあまり、
学校が閉鎖的な空間となってしまうのではないかと危惧しています。
地域とつながることで子どもたちは多様な大人との関わりを築くことに加え、
豊かな学びや支えを得ることができます。「子どもの安全確保」と「地域に開かれた学校」の両立をどう進めていくべきなのか、
地域と共に子どもたちの成長を支える場としての学校あり方について、この事件をきっかけに今一度考えていきたいです。
玉正さやか