長房ふれあい端午まつり
5月4日、5日に長房ふれあい端午まつりが開催されました。
晴天のもと、東浅川に優雅になびく鯉のぼりの姿を見に多くの人が訪れていました。
環境市民会議では、カワムツやヨシノボリ、ホトケドジョウの他、ヤゴやカワゲラ、ヘビトンボなど八王子の川に生息する生き物の展示やパネルの展示を行いました。
ホトケドジョウの生息数は急速に減少しており、環境省のレッドリストで絶滅危惧種・IB類にも指定されています。
生息数の減少の理由は護岸工事などの開発や都市化などが大きく影響しているといわれています。
ホトケドジョウも好きですが、私のお気に入りはトビケラの幼虫。イモムシみたいな形と石や砂、落ち葉などを使ってミノムシみたいに巣をつくるところがとってもかわいいです。
こういった希少な生き物を守っていくために、生き物が住みやすい川の環境を整えていく必要があります。
八王子では、身近な環境に関心を持つために、総合的な学習の時間などを活用し市内小中学校向けに「環境教育支援事業」を実施しています。
子どもの頃から地域の自然や川に触れる ことが自然豊かな八王子の環境を守っていくためにとても重要です。
この日は、たくさんの子どもや大人が水槽の前に集まりじっくりと観察していました。