八田先生の「どうなってるの?ゲノム編集食品」(一社)に参加しました!
11月23日に八王子地域協議会主催で開催された、農民連食品分析センター所長 八田先生の
「どうなってるの?ゲノム編集食品」(一社)に参加しました。
最近よく目にする、耳にするゲノム編集ですが、遺伝子組み換えとの違いや問題点など、
図やイラストを用い、とても面白くそしてわかりやすく説明してくださいました。
日本では2020年12月にゲノム編集食品が解禁され、高GABAトマトや肉厚真鯛、フグなど次々に市場に出回っているとのこと。
また、ゲノム編集技術は届け出や表示の義務はなく、私たち消費者がゲノム編集をしたのかしていないのか知ることが難しいとのことです。
どうして表示義務がないのかというと、遺伝子を切っただけの編集方法は自然界でも起こりうる変異だからとのこと。
そして、その遺伝子を切るだけの編集方法(遺伝子を組み換えずに切るだけのノックアウト方式)は、それにより、開発と流通の自由度が高くなるこのことです。
まさに研究者にとってはメリットが多い手法で、この手法を中心とした開発が世界ではどんどん進んでいます。
ゲノム編集はまだまだ研究段階の技術です。
編集された植物や動物、また、それを食べた人間の身体にはどのような影響が出るのでしょうか?
何百年後の地球環境にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
人間の都合に合わせて種の遺伝子を操作することってどういうことなのか?
今こそ、一人ひとりが考えて、行動し、選んでいく時です!