沖縄と基地・戦争―加害の出撃拠点としての基地

12/4に開催された「沖縄と基地・戦争―加害の出撃拠点としての基地」に参加しました。

講師の林博史さんから日本にある米軍基地が世界での軍事介入や戦争の拠点として利用されていることがわかりました。

朝鮮戦争において、北朝鮮に無差別に攻撃を行ったB29は横田、嘉手納基地から出撃し、非人道的な攻撃をおこなったとのこと。
1945年には沖縄の米軍基地から九州や薩摩諸島に爆撃を行い、民間人や居住地を攻撃し、沖縄を拠点とし本土への攻撃も計画されていたとのこと。
また、ベトナム戦争では嘉手納基地からの戦闘機により無差別攻撃が行われ、さらには、9.11世界同時多発テロ後の中東への軍事介入でも嘉手納が拠点だったとのことです。

今や米軍は世界中の様々な国に基地を展開していますが、その中でも日本は米軍に基地として使用を許可している資産価値が世界のトップです。また、沖縄だけでなく、本土にも多くの基地があり、今や日本全土を米軍が自由使用する態勢となっています。

私たちの住む八王子のすぐ近くにも横田基地があり、生活する中で騒音を立てながら軍用機が低空飛行する姿をよく目にします。
横田基地問題、さらには横田が加害の出撃拠点であるということを、私たち、基地の周辺に住む人が自らの問題としてとらえ、考えていく必要があります。
なぜなら米軍基地がある生活は当たり前のことではないと思うからです。