アイヌ刺繍に触れて文化を知る
アイヌ刺繍をされている方と知り合ったことがきっかけで、定期的に開催されている刺繍の会に参加しました。
私が「アイヌ文化」と聞いてまず思い浮かべるのは、アイヌ文様です。
衣服や道具など、暮らしの中にあるさまざまなものに施された文様には、どのような意味が込められているのだろう。固有の文字体系を持たず、口承によって文化や物語を受け継いできたアイヌの人々にとって、文様もまた、自然や世界との関わりを表現する大切な文化の一つなのだろうな、と思います。
アイヌモシリと呼ばれる大地で、独自の言語や文化を育んできたアイヌの人々は、明治以降の同化政策によって、土地や暮らしを変えられ、アイヌ語を話すことや文化を受け継ぐことも制限されてきました。長い間、差別や偏見にもさらされてきた歴史があります。
8月に多摩未来メッセで開催された多文化共生の写真展では、アイヌ刺繍の展示や、民族衣装を身にまとった方々による踊りもありました。
とても迫力があり、受け継がれてきた文化の豊かさを感じる、素敵なものでした。歴史の中で失われたり、途切れたりした文化を、今を生きる人たちが大切にしています。
刺繍という小さなきっかけから、私はアイヌの文化や歴史についても、もっと知っていきたいです。
